たっぷり遊べる200問!脳活性ドリル デラックス vol.1
監修:篠原菊紀
発行:ブティック社
発行日:2023/6/20
判型:A4縦判(297×210mm)
製版・印刷:プロセス4C、スミ
用紙:b7バルキー、ベルネージュ
製本:あじろ綴じ並製本
今回は脳科学者・公立諏訪東京理科大学工学部情報応用工学科教授、篠原菊紀氏監修『たっぷり遊べる200問!脳活性ドリル DX vol.1』をご紹介いたします。大人気のシリーズムック「脳活性ドリル150問」から、特に人気で楽しい問題を200問厳選したデラックスな一冊。脳科学者、篠原菊紀さんが監修の、遊びながら脳が生き生き活性化する大人のドリルです。
「歳をとると頭の働きは低下する」と多くの人が思っています。その場で何かを覚えて、それを利用しながら素早く対処するタイプのテスト成績は18-25歳くらいがピークになり、加齢に伴って低下していくそうです。本書でもちょっと覚えておいて頭をあれこれ使う問題がたくさん出てきますが、これらのワーキングメモリ(作業記憶)系の問題では、脳の前頭前野が深くかかわっています。
実際のところ、脳の力のピークはさまざまで、集中力のピークは43歳、感情を識別する力は48歳、歴史的な出来事や政治的な思想などの一般的な情報を理解する能力は50歳、語彙力のピークは67歳と、年の功がものを言う力もあります。若い頃にピークを迎えるワーキングメモリも、脳トレを行うことによって、テスト成績が伸びるそうです。
頭の働きの低下や、認知症の予防について、WHOは2019年にガイドラインを公表。それによれば、禁煙、運動、過体重・高血圧・高脂質・高血糖への介入、野菜や魚が豊富なバランスのいい食事、認知的トレーニング=脳トレが推奨されています。有酸素運動や筋トレを取り入れながら、この脳活性ドリルに取り組み、体も脳も健康を保っていきましょう。
問題作成:赤澤英子、田守森也、浅井佳弓、カルメンシータ
編集協力:303BOOKS株式会社
編集:東宮千鶴
カバーデザイン:和田充美
本文デザイン:相葉千津