先日、プリンティングディレクター高栁昇が中国、北京の印刷会社「北京東方宝隆印刷有限公司」を訪問しました。創業者の陆勇会長は23年程前に、東京印書館で複製技術を学ぶために1年間、研修生として日本に滞在しています。
帰国後、1997年に中古の単色印刷機一台で創業。毎年成長を続け、現在では8色機2台、4色機3台、5色機1台に製本設備も擁する北京の有力印刷会社です。
今回、YouTubeチャンネルで同社の工場を訪問した時の様子を公開しました。活気溢れる中国都市部の印刷工場の雰囲気を感じて頂けたらと思います。
動画の中盤(3:00〜)は、現地の若手スタッフに高栁がphotoshop上での色調調整のポイントを解説する場面も。「日頃から意識して美術館などに足を運び、現物に触れる機会を作ることがスキルアップの道」と熱心に語りかけています。
東京印書館と北京東方宝隆印刷は今後も積極的な技術交流を継続して参ります。