みつけた!自然のかたち ぎざぎざくるくる葉っぱのカタチ/ひらひらふさふさ花のカタチ/まんまるつんつん木のカタチ

監修:上原巌

絵:佐藤直樹

構成:栗山淳

発行:一般社団法人 農山漁村文化協会
発行日:2023/1/10(葉っぱのカタチ)/2023/4/5(花のカタチ)/2023/3/15(木のカタチ)

判型:A4縦変型判(280×210mm)
頁数:36p
製版・印刷:プロセススミ+特色3C(特青、特赤、特黄)、特色1C(特緑、特黄、特茶)、スミ、カバー、表紙はグロスPP加工
用紙:b7クリーム、b7ナチュラル、OKトップコート+、HS画王
製本:糸かがり上製本

今回ご紹介するのは、上原巌さん・監修、佐藤直樹さん・絵による絵本『みつけた!自然のかたち』シリーズ全3巻セット、『ぎざぎざくるくる葉っぱのカタチ』『ひらひらふさふさ花のカタチ』『まんまるつんつん木のカタチ』です。

動物と違って動くことができない植物は、環境に合わせて体の大きさやカタチを変えて生きてきた。植物たちはどんなカタチをもっている?身近な葉や花、木のカタチのおもしろさ不思議さを発見する自然観察入門絵本。

『ぎざぎざくるくる葉っぱのカタチ』
丸、三角、ハート、大きさも形も、手ざわりもいろいろ。葉脈は平行だったり網目だったり、縁のギザギザや切れこみの深さ、葉のつき方もいろいろ。葉っぱのカタチから、植物たちの生きる工夫がみえてくる。

『ひらひらふさふさ花のカタチ』
いのちをつなぐために花を咲かせる植物たち。色も形もさまざまな花は、花粉を運んでくれる昆虫たちと一緒にカタチを変えてきた。花びらの数とつき方、昆虫にだけみえる模様などカタチに込められた花の秘密を探る。

『まんまるつんつん木のカタチ』
とがった葉っぱの木は、やっぱりとんがり! 広葉樹と針葉樹の違い、四季で姿を変える木と変えない木、枝がまっすぐのびる木と曲がってのびる木、葉っぱや枝のつき方、枝分かれなど木の見方がわかる絵本。

—農山漁村文化協会HP 田舎の本屋さん 紹介文より

普段何気なく見ている葉っぱや花、木々。ひとつひとつを注意深く観察していくと、いろいろなカタチが発見できます。なぜその植物がそのようなカタチになったのか、そのようになっていったのにはどういう理由があるんだろうか。奥深い自然のカタチの不思議を探っていく楽しさ満点のシリーズ。この絵本を片手に、お子様と一緒に自然観察されると親子で知的好奇心が刺激されること間違いなしです。ぜひご覧ください。


装丁・レイアウト:Asyl(菊地昌隆+佐藤直樹)
写真撮影:神戸圭子、農文協編集部(花のカタチ、木のカタチ)、福原達人(花のカタチ)
編集制作:栗山淳編集室