天を抱く 長倉洋海カレンダー 2023

著:長倉洋海

デザイン:鈴木康彦

行:アフガニスタン山の学校支援の会
発行日:2022/10

判型:A3縦変型判(280×385mm)
頁数:24p
製版・印刷:プロセス4C、表紙はグロスニス
用紙:ニューVマット、ニューVマットNA
製本:中綴じ製本

今回は、写真家・長倉洋海氏のカレンダー『天を抱く』をご紹介いたします。

平和への祈りが通じ

子どもたちの夢がかないますように

ー長倉洋海「アフガニスタン山の学校支援の会」HPより

長倉洋海氏は、アフガニスタン抵抗運動の指導者マスードを長年撮影し、親交を深めてきました。アフガニスタンのような紛争地帯の中にあっても、そこで懸命に生きる人々の姿そのものをとらえようとする視点は、私たちの心を震わせる写真を世に送り出し続けています。長倉氏の写真の根底には、「人間が好き」というメッセージが託されているように思います。

マスード亡きあと、長倉氏は、「アフガニスタン山の学校支援の会」を発足し、アフガニスタンでの取材活動を通して出会ったパンシール溪谷ポーランデ地区の子どもたちの教育支援活動を精力的にされています。

2023年のカレンダーには、シベリア、アフガニスタン、チベット、ルーマニア、ペルーなど、世界各地で撮影された子どもたちや広大な風景が使用されています。屈託なく曇りなき瞳でこちらに笑いかける女の子たちや、トナカイのそばの橇の上で眠る女の子、楽しくおしゃべりしながら編み物をする女性たち、図書館の本を読みながら家路につく小学生の男の子…

同じ地球上で生きる私たちが、遠い異国の人々の暮らしに目を向け、その暮らしや人となりに思いを馳せることのできる写真ばかりです。この長倉氏の「平和への祈りが通じ、子どもたちの夢がかないますように」という願いがこもったカレンダーは、「アフガニスタン山の学校支援の会」で購入できます。そして、その売り上げはすべて「山の学校支援の会」の活動費に充てられます。ぜひお求めください。

アフガニスタン山の学校支援の会

アフガニスタンについての報道がめっきり減ってしまっていますが、 長倉代表が昨年8月より頻繁にメッセージをアップしています。 ぜひ、時々チェックしてみてください。