ジェムくん 故郷にカエル

原作・イラスト・写真:ポール・スミザー

編集・文:深澤てる
デザイン:中島浩

発行:有限会社ガーデンルームス
発行日:2022/5/21

判型:B5横変型判(182×237mm)
頁数:96p
製版・印刷:プロセス4C、特色1C(特緑)ダブル、カバーはグロスPP加工
用紙:b7トラネクスト、ディープマット ホワイト、ヴァンヌーボV-FS ホワイト
製本:無線綴じPUR製本

今回は、ランドスケープデザイナー/園芸家のポール・スミザーさん著の絵本『ジェムくん 故郷にカエル』をご紹介いたします。

ポール・スミザーのはじめての絵本。

ふるさとに戻ったカエルのジェムくん。
古いボロボロの小屋を手に入れたはいいものの、理想の家にはほど遠い……
ヤマネのデニスの紹介で、改装を引き受けてくれたのはダンゴムシ親方。
果たして小屋は直るのか?そしてガーデンはどうなるのか?

子どもから大人まで、読めば、ナチュラルガーデンの本質がわかってしまう絵本。
総ルビ入りで、こどもから日本語学習中の方まで、どなたでも読みやすい。

ーガーデンルームスHP紹介文より

ポール・スミザーさんは、イギリス、バークシャー州生まれ。英国王立園芸協会ウィズリーガーデンおよび米国ロングウッドガーデンズで園芸学とデザインを学びました。1997年に有限会社ガーデンルームスを設立。庭の設計、施工および園芸全般に関するコンサルティングや講師として活動を開始。

「宝塚ガーデンフィールズ・シーズンズ」や「ナチュラルガーデン萌木」などの庭園を手掛け、ありのままの自然をテーマに、1000種類を超える草花が無農薬で育てられており、人にも自然生態系にもやさしい持続可能な環境づくりを目指しています。

この絵本の主人公ジェムくんはカエルですが、スミザーさんは子どもの頃からカエルが大好きだそうです。カエルは環境の変化に特に敏感で影響を受けやすい生物で、自分のまわりにカエルがいるということは、まわりの環境が健康であることの証とのこと。この絵本を読むと、生態系を守ることの大切さが伝わってくるでしょう。

ナチュラルガーデンフォトアルバムのページもあり、ジェムくんの家や美しい庭の写真もご堪能いただけます。ユーモラスなイラストと軽妙な文でお子さんから大人の方まで楽しんでいただける絵本です。ぜひご覧ください。

【書籍】ジェムくん故郷にカエル – GARDEN ROOMS – ポール・スミザー|自然の韻(うた)が聞こえる庭づくり

● 単行本:96ページ ● 著者:ポール・スミザー ● 出版社:ガーデンルームス ● 発売日:2022年5月21日 ● 版型 :239mm × 182mm × 10mm ふるさとに戻ったカエルのジェムくん。 古いボロボロの小屋を手に入れたはいいものの、理想の家にはほど遠い……