本物みたいなバラの折り紙

著:佐藤直幹

発行:日本ヴォーグ社
発行日:2023/6/8

判型:B5縦変型判(257×190mm)
頁数:144p
製版・印刷:プロセス4C、特色1C(特ピンク)、カバーはグロスPP加工
用紙:ユトリロプレミアエクセル、ゆるチップ もも、A2コート
製本:無線綴じ並製本

今回は佐藤直幹さん著『本物みたいなバラの折り紙』をご紹介いたします。

本物のようなバラの折り紙が世界中で人気の著者佐藤直幹さんは、1966年鳥取県生まれ、長野県育ち。大自然のなか、幼少期より折り紙に親しみ、大学では経済学を専攻。素材メーカーに務めますが、言語学を学ぶために会社を辞め、1995年に渡仏。現在はフランス在住で翻訳・通訳の仕事をしながら、折り紙とポップアップクラフトの作家としても活動されています。フランス折紙教会(MFPP)会員。

本書で紹介されているバラの折り紙は、折り上げるのは難しいですが、きれいに折れると極上の達成感が味わえます。比較的易しい四角形から折るバラから、写実性の高い五角形の作品まで、バラとつぼみ合わせて16種類とそれぞれのガクや2種類の葉、トゲなどを収録した「佐藤ローズ」総集編。

よりわかりやすく一部の折り図を改定し、新たな説明も追加。折った作品の楽しみ方の提案や、両面同色ではなく裏が白の紙で折るときに裏の色が見えないように折る裏ワザなど、新規コラムも充実。各作品にQRコードが付いており、解説動画がスマホで確認できます。既刊「1枚の紙から作るバラの折り紙」「美しいバラの折り紙」から、バラの作品のみを抽出して1冊にまとめられています。

難易度は星1つから5つまでに分かれていますので、まずは易しいものからトライしてみて、徐々に本物と見紛うような難易度の高いバラへとチャレンジなさってみてください。

ブックデザイン:寺山文恵
撮影:森谷則秋、下江真貴子
制作協力:川﨑亜子
折り図作成:わたなべゆうすけ
折り図トレース:二宮知子
動画撮影・編集:中林真美
編集:
有馬麻理亜