写真家・平間至の両A面 アー写/エー写
発行:フジフィルム スクエア、コンタクト
発行日:2022/5
判型:A4縦判(リーフレット、297×210mm)、A5縦変型判(DM、210×110mm)
製版・印刷:プロセス4C
用紙:MTA+ -FS
今回は、フジフィルム スクエアで開催中、写真展『写真家・平間至の両A面 アー写/エー写』リーフレットなどをご紹介いたします。
タワーレコードの「NO MUSIC, NO LIFE.」のポスタービジュアルは、写真家・平間至さんの名を一躍有名に。”音楽が聞こえてくるような躍動感のある写真”で新しいスタイルを打ち出した平間さんが、30年以上にわたって撮影してきた膨大な写真から精選した、約100組のアーティストの写真を展示。
また、宮城県塩竈市に祖父が開業した写真館の三代目として生まれた平間さんが、東日本大震災後の2015年に東京で再生した”営業写真館”平間写真館TOKYOでの活動は、人生のハレの場、家族の記憶を紡ぐ場として、写真が大きな役割を果たすことを再認識させてくれます。これらの写真も約60組展示されています。
〈アー写〉を拝見すると、タワレコに足繁く通い、平間さんが撮影した大好きなアーティストのポスタービジュアルに、心躍らせた青春時代が懐かしく思い出されました。バブルがはじけ、世の中の閉塞感に鬱々としていた時代に、平間さんの疾走感のある写真は、多くの人々に元気を与えてくれたと思います。
一方〈エー写〉は、一般の方とは思えないほど、カメラという存在を忘れているかのようないきいきとした表情に目を奪われます。それは平間さん一流のユーモアによるものが大きく、〈アー写〉と同じバイブスで撮影に臨まれているからではないでしょうか。一般的な写真館の写真とは異なり、表情やしぐさがナチュラルなのです。こんな素敵な写真を”ハレの日”の記念に撮っておけたら、それは本当に幸せなことでしょう。
「僕にとってカメラは楽器!」とおっしゃるほど、音楽から多大なインスピレーションを受けてきた平間さんの、異なるジャンルでの写真をレコードの両A面に例え、フジフイルム スクエアならではの展示が実現されています。
この展覧会はフジフィルム スクエアにて、6月30日(木)まで開催中です。見る人を元気にする〈アー写〉〈エー写〉、ぜひお運びください。
主催:富士フィルム株式会社
協力:タワーレコード株式会社、平間写真館 TOKYO
後援:港区教育委員会
企画:コンタクト
「写真家・平間至の両A面」~アー写(アーティストの写真)/エー写(営業写真館の写真)~ | 写真展・ フジフイルム スクエア(FUJIFILM SQUARE)
僕にとってカメラは楽器!フジフイルム スクエア 企画写真展 2022年6月10日(金)~6月30日(木)(最終日は14:00まで) FUJIFILM PHOTO SALON Space1 / 2 / MINI GALLERY SHARE 見どころ タワーレコードの「NO MUSIC, NO LIFE.」をはじめ、それまでにはない躍動感のある写真で新しいスタイルを打ち出した平間至が、30年以上にわたって撮影してきた膨大な写真から精選した、約100組のアーティストの写真を展示。 人生のハレの場、家族の記憶を紡ぐ場として、写真が大きな役割を果たすことを再認識させてくれる平間写真館TOKYOで撮影された営業写真館の写真も約60組展示。 音楽から多大なインスピレーションを受けてきた平間至の、異なるジャンルでの写真をレコードの両A面に例え、フジフイルム スクエアならではの展示を実現。 展示作品に登場する皆さま(順不同、敬称略) 赤井英和&ガガガSP、 あがた森魚、 浅野忠信、 安室奈美恵、 アンガールズ、 石川さゆり、 井上陽水&ジェーン・バーキン、 忌野清志郎、 内田裕也、 内田有紀、 エレキコミック、 エレファントカシマシ、 大友康平、 大橋トリオ、 大橋トリオ&羊毛とおはな、 奥田民生&達川晃豊、 折坂悠太、 カジヒデキ、 かしまし娘&UA、 勝手にしやがれ&オダギリ・ジョー、 岸田繁 (くるり)、 銀杏BOYZ、 甲本ヒロト(THE BLUE HEARTS)、 斉藤和義、