改訂版 いちばんよくわかる はじめてのマクラメ
発行:日本ヴォーグ社
発行日:2022/7/4
判型:AB判(257×210mm)
頁数:104p
製版・印刷:プロセス4C、特1C(特茶)、カバーはグロスPP加工
用紙:ユトリロプレミアエクセル、ハイラッキー、OKトップコート+
製本:無線綴じPUR製本
今回は、「改訂版 いちばんよくわかる はじめてのマクラメ」をご紹介いたします。
70~80年代に人気を博したマクラメは“手で結ぶだけ”という素朴さが魅力の手芸です。近頃、おしゃれなマクラメ雑貨を市場で目にする機会が増え「はじめてみたい」という手芸ファンも続々増えています。 そんな要望に応え、2012年発行の初心者向けレッスンブック『はじめてのマクラメ』のカバーデザインを一新し、リニューアル発売されたのが本書です。
「平結び」「巻き結び」といった結びの基礎が、カットと写真プロセスで丁寧に解説され、マクラメに興味がある、これからやってみたいという初心者から、熟練のマニアまで、アプローチしやすい構成に。23の結び方テクニックと27パターンのマクラメ模様、バッグやインテリア小物といったマクラメ雑貨18作品が掲載されています。
私の幼少期には、母親がマクラメをやっていた記憶があります。昭和あるあるとしては、台所(キッチンではなく台所です!)の前に、お手製のマクラメのれんがかかっていたお宅も多かったです。そんな昭和世代のイメージを一新する、ちょっとレトロでかわいいバッグや小物たちは、当時を懐かしむ世代から、マクラメを知らない若い方まで、あらゆる世代に刺さりそうです。
本当に”手で結ぶだけ”の手軽さで、暮らしやファッションを彩る雑貨ができますので、「不器用だから手芸は苦手…」という方にも、ぜひチャレンジしてみていただきたいです。
デザイン・制作協力
パターンデザイン:日本マクラメ普及協会デザインルーム
パターン制作・作品:宇佐美悦子、市川良枝、浅見愛子、猪瀬かよ子、上田敏子、河原三津枝、野本美智子、浜田早月
作品:北尾恵以子、赤崎登美子、斉藤恵子、高橋万百合、中島美貴子、横山祥子、和田信子、渡辺多香子
ブックデザイン:寺山文恵
撮影:森谷則秋
スタイリスト:絵内友美
トレース:まつもとゆみこ
編集協力:メルヘンアートスタジオ、小林美穂、井出智子
編集担当:村上雅子
[改訂版]担当:鈴木博子
撮影協力:アワビーズ