決定版 アンカットダイヤモンド 品質の見分け方と価値の判断のために
著者:諏訪恭一
発行:世界文化社
発行日:2022/2/25
判型:A4縦判(297×210mm)
頁数:144頁
用紙:雷鳥コート、ユニフェイス W
製版・印刷:本文はプロセス4C、見返しは特色1C(特銀)、表紙はスミ+グロスニス、帯は特色2C(特銀+特赤)+スミ、カバーはプロセス4C+特色1C(時金)にマットPP加工+UVツヤ加工
製本:あじろ綴じPUR上製本
今回ご紹介させていただくのは、諏訪恭一さん著、世界文化社様刊行の「決定版 アンカットダイヤモンド 品質の見分け方と価値の判断のために」です。
地球が生み出した自然の奇跡ともいえるダイヤモンド。無加工=アンカットのダイヤモンドの多様性、ダイヤモンド本来の美しさを閉じ込めた一冊。
品質の見分け方と価値の判断に役立つよう、写真は多数掲載されており、稀少なアンカットダイヤモンドの世界を堪能できます。巻末には、アンカットダイヤモンドの珍しいコレクションも掲載。
私たちにはまだあまり馴染みのないアンカットダイヤモンドですが、この本の著者の諏訪恭一さんは10年以上前から、正八面体のアンカットダイヤモンドの指輪を身に着けているそうです。
研磨されておらず輝きも発することはありませんが、周囲から好評を博し、その頃から徐々に知人に販売するようになったそうです。最近では一般の若い方々からの要望も多くなっているそうです。
(余談ですが「アンカットダイヤモンド」というタイトルのイライラMAXのブラックコメディ映画もあります。こちらの映画のメインとなるのはオパールでダイヤモンドの話ではありませんが、「アンカット」ということが肝のお話になりますので、ご興味のある方はぜひ…)
カバーの美しいアンカットダイヤモンドには、UVニス加工を施して凹凸を出しており、手で触れていただくとその滑らかな表面が隆起していることを感じていただけます。
またこの本は特別展「宝石 地球が生み出すキセキ」を記念して出版されました。展覧会は2022年6月19日まで国立科学博物館、7月~9月には名古屋市科学館で開催されます。眩いばかりの稀少な宝石の数々を実際にご覧いただけるまたとない機会ですので、ぜひご来場ください。
撮影:中村淳(スタジオKJ)、小澤晶子
編集制作・執筆協力:石川瑞子、平澤香織、成田潔(アーク・コミュニケーションズ)、坂本久恵(サヴァボコ)、金田修宏
装丁・デザイン:三木和彦、林美みよ子(Ampersand works)
イラスト:すどうまさゆき
校正:大道寺ちはる、熊沢正子、Daniel Volonakis
編集:土肥由美子(世界文化社)
取材協力:諏訪貿易株式会社
特別展「宝石 地球がうみだすキセキ」
開催概要.展覧会名:特別展「宝石 地球がうみだすキセキ」会期:2022年2月19日(土)~6月19日(日) ※休館日、入場料、入場方法の詳細は決定次第、本サイトでお知らせします。