わたしのふうせん
絵・文:マリオ・ラモ
訳:原小枝
発行:平凡社
発行日:2020/7/22
判型:A4縦変型判(273×210mm)
頁数:48p
製版・印刷:プロセス4C、スミ+特色1C(特赤)、カバー、表紙はグロスPP加工
用紙:ニューVマット、金菱、パールコート
製本:糸かがり上製本
今回ご紹介するのは、2020年刊行、ベルギーの絵本作家・マリオ・ラモ氏著『わたしのふうせん』です。
赤ずきんとオオカミの新たな物語。森の中、何が出るかな? ライオン、象、キリン、サイも登場し、小さな子の機知と勇気を讃えるおはなし。赤ずきんの風船とともに、親子で楽しむ絵本。
おばあちゃんに赤い風船を見せるために、森の中を歌いながら進む赤ずきんちゃん。赤ずきんちゃんの「○○かしら?」という予想はあさっての方向にはずれていくのもこの絵本の楽しいところですが、ねずみに花束を作る心優しい象や、ロックスターのキリンなど、個性豊かな動物たちと遭遇していきます。
しかし、赤ずきんちゃんの天敵はやはりオオカミ。食べられないか心配しながら歩いていくと、オオカミが襲ってきます。…さて、赤ずきんちゃんの運命は!?気になりますね。でもこの絵本の赤ずきんちゃんはとっても気の強い女の子なので大丈夫。意外なラストが待っています。ラモ氏のイラストもユーモラスでカワイイです。ぜひ親子でお楽しみください。
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