別冊太陽 キーワードで読み解く西洋絵画を知る100章
監修・執筆:田中正之
発行:平凡社
発行日:2022/11/25
判型:A4縦変型判(290×220mm)
頁数:192p
製版・印刷:プロセス4C、スミ+特色1C(特赤)、特色1C(特金)+グロスニス
用紙:雷鳥マットコートZ、雷鳥コートN、ブランシュ-TZ
製本:あじろ綴じ並製本
今回ご紹介するのは、『別冊太陽 キーワードで読み解く西洋絵画を知る100章』です。西洋美術の長い歴史のなかから名作を厳選し、100のキーワードで紹介。絵画の見かたと基礎知識が身につく永久保存版!
最近では、西洋美術史をもう一度学び直したいという人や、新しいビジネスマインドを身に付けるためにアートに関心を持つ人が増えています。
難しい美術用語や美術史を知らなくても、もっと気軽に楽しく絵画に触れることから始めてもらえるよう、100のキーワードで「絵解き」的に楽しめる特集が組まれています。
「悪魔」「ヴィーナス」「疫病」「ヌード」「楽園」「遠近法」……と、それぞれのキーワードはどれも魅力的。各キーワードは、ページ単位でまとまっているので、気になるところから読んでいただけます。
絵画鑑賞がもっと楽しくなるトリビアについて専門家がわかりやすく解説。西洋絵画に親しむための入門書としてもおすすめです。200点超の名作の図版も非常に美しく見ごたえ抜群ですので、ぜひご覧ください!
担当プリンティングディレクターより
細野 仁
現物の絵画よりもコントラストをあえて強めな仕上がりにして、用紙の白さに図版が映えるように製版設計しています。全体的にインキの濃度をアップし、リッチな印象にしています。
暗い色調の絵画は暗部のディテールが潰れないように、一方鮮やかな色調の絵画は主要色が生々しくなり過ぎないように注意いたしました。
執筆:青野純子(明治学院大学文学部教授)、荒川裕子(法政大学キャリアデザイン学部教授)、岩﨑余帆子(ポーラ美術館学芸課長)、音ゆみ子(府中市美術館学芸員)、小野寺玲子(横浜美術大学美術学部教授)、加藤磨珠枝(立教大学文学部教授)、川瀬佑介(国立西洋美術館主任学芸員)、京谷啓徳(学習院大学文学部教授)、杉山菜穂子(三菱一号館美術館主任学芸員)
副田一穂(愛知県美術館主任学芸員)、高嶋美穂(国立西洋美術館特定研究員)、中田明日佳(国立西洋美術館主任研究員)、平泉千枝(渋谷区立松濤美術館学芸員)、廣川暁生(國學院大學ほか兼任講師/美術史家)、安井裕雄(三菱一号館美術館学芸グループ長、上席学芸員)、山枡あおい(国立西洋美術館研究員)、萬屋健司(山口県立美術館学芸員)、渡辺晋輔(国立西洋美術館学芸課長)
編集:竹内清乃(平凡社)、菅原悠(平凡社)、橋本裕子、久保恵子
デザイン:島内泰弘(島内泰弘デザイン室)
校閲:栗原功