2002年1月号からフォトコンで連載している「風の写心気」と、2010年4月号よりカメラ雑誌『CAPA』(学研プラス刊)で連載している「スナップショット ? 日常茶飯事」の作品に、「新作写真」と「写真の話」を加えた、立木義浩のいまを一冊にまとめた写真集です。

昨年末、弊社営業所にて行われた入稿会議から始まり、弊社玉川工場での印刷立会まで、写真家の立木義浩様、書籍デザインのマッチアンドカンパニー デザイナー町口景様、日本写真企画の編集長藤森様、弊社プリンティングディレクター高柳昇が一貫して写真集の制作に携わり完成しました。

モノクロ写真集の特徴を最大限に引き出す製版処理と、黒の色域を広めるWトーンで印刷しました。写真集の扉を開くと、写真と書籍デザインの素晴らしさに驚愕。日本語と英語の2ヵ国語表記を引き締まった黒色の紙上にメタル感のある文字色で解説されています。